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油圧シリンダーの油漏れについて

油圧シリンダーの油漏れは、大まかに分けて、3ヵ所ございます。


① 継手部から出る(溶接も含む)
② ロッド以外から出る
③ ロッドから出る

① 継手部から出る(溶接も含む)

この場合に考えられるのは、

配管が無理をしていないでしょうか?

とくに配管が無理をしていて、シリンダーが振動する場合には、この現象が起きます。
現場で実際に見てみると、振動で配管が揺れている場合があるんですよ!
この状態でそのままシリンダーに直接配管していたら無理が出ることでしょう。

対策: その場合は油圧ホースを一部に入れるなどして 振動を和らげてください。

それでも振動がある場合は、バルブをショックレスバルブに変えてください。
そうして頂ければ直ります。


② ロッド以外から出る

この場合に考えられるのは、

フープ応力 および パイプでのOリングの劣化。

長年使ってきますと、パイプのOリングが劣化してきます
対策1: まずは、Oリングの交換です。


10年以上使っている、あるいは熱が常にかかっている場所では、パイプが輻射熱によって劣化しているかもしれません。
その場合はパイプを交換しましょう。
対策2: Oリングの交換をしても、それでも漏れているという場合には、パイプ交換しかないと思います。


③ ロッドから出る

この場合は、やや考え方が複雑になります。
まずは条件を出しましょう。

油漏れについて


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